芸大マニアとしては、みんな好きな世界にハマっているので、
いちいち、注意を払っていると、沼にハマるので、
煩悩を消して、スタスタと歩く。
何に集中してるか、固執してるか、意識して明確にしないと、精神的に、変になる。
たまに、先輩とか、今、こういう世界がね…
とか、語りあって、街を歩くと、このマンションあかんなぁ…
とか、謎のシンパシー。
ここは、割と気持ちいい風景…とか、写真を撮ると、
次の日、よくわからん教授が、わかってるね!
とか言う。
そんなこんなで、自分の寝室が何故かやたらと、心地よくなる。
なんて、世の中って深いんだ…気づいたら、二年生。
社会に出たら、サラリーマンが居酒屋でセンスもへったくれも無い世界で、俺はSだの、Mだのと、
風采の上がらない性癖の話をしていて、
ママさんが、ごめんね。ナマ、奢ったげるわ〜て。
はぁ、ま、ビールで我慢我慢。
て、ぼーっと、女子トークをBGMに、ほんわか食事。
スマホを見ると、どこぞの自称アーティストが、
サラリーマンを何重にもした、無能なゴリラが、
業界がどうとか、現代アートがどうとか、
芸大の入学式のパンフレットにある、
不快な表現は、マナー違反ですて、書いてあるのに、
ペラペラペラペラ、意味不明な事を言っていて、
はたして、猿だろうか、牛だろうか。
いや、動物だって、生産的に生きている。
世の中の価値を台無しにするだけの無価値な、
早口はなんだろう。
まぁ、何人か、難しいことを話すだけ話して、
結局は何も作らず、アダルトDVDの見過ぎで、
あ、全部、同性に、小難しい性欲の話ししてたんや…
て、ぱ、と理解したら、
次の日から失踪したヤツがいた。
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